不調の物語の共有
クライエントがカラダの不調に対して関連有る無しに関わらず物語をじっくり聞きます。語る内容をいちいち否定せず次につながる聞き方を心がけます。そして内容を確認しながら施術者は、的確な質問を行いながら物語を受容します。
次に、施術者はクライエントの物語をベースに評価鑑別の物語を語っていきます。そして、クライエントと施術者との共有物語を構築します。その場で作成するのではなく徐々に物語を展開していくことが重要です。
クライエントとの良好な関係を継続的に続けるには、生活習慣等の改善等が必要な場面にどう対処して共有物語を無理なく描けるかは、情報の共有が必然です。「こうしなければいけない」「こうしろ」など命令形では、逆にプレッシャーになる恐れがあります。
まずは、無意識の領域を意識の領域に徐々に変換する作業を行います。大まかに上記のプロセスが基本ですが、必ずこの基本通りにしなければいけないという事ではないですが、基本ラインがずれているとうまくいかないことが多いです。
初対面で心を開けと云うのも無理な話で、少しずつ信頼関係を構築するように。すると徐々に間口は広がってきます。
0コメント