歪みは不都合か？

カラダが歪んでいると不都合があるか？無いか？

 　そもそも人間のカラダは左右対称ではないので少々の歪みに対しては適応力があります。先天的に骨の長さ（特に長骨）が違う場合があります。また、後天的では著時間同じ姿勢の仕事やスポーツでの競技体型に順応など、その都度カラダは適応するために最適な姿勢や体系を形成します。

 　過剰な運動や長期的な姿勢維持で発生した痛みや不快感などが生じると脳が本能的に回避しようとカラダのバランスが崩れた姿勢を保つようになり、痛みを出現させないように他の部位に負担を分散させます。

 　痛みや不快感など解消されれば元の最適な姿勢に戻る場合もありますが、脳が学習をしてしまってバランスの崩れた姿勢を維持する場合もあります。特に年齢に比例して痛みの解消には時間がかかります。

 例えば、右足を怪我した場合は主力が左足に移行します。その状態が長期に継続すれば右足をかばう姿勢が維持され筋力も低下傾向に陥り、右足の膝関節・股関節の動きにも制限が生じる場合もあります。