QOLと健康寿命
ひとりひとりの人生の内容の質や社会的にみた生活の質のことを指し、つまりある人がどれだけ人間らしい生活や自分らしい生活を送り、人生に幸福を見出しているか、ということを尺度としてとらえる概念である。
QOLの「幸福」とは、身心の健康、良好な人間関係、やりがいのある仕事、快適な住環境、十分な教育、レクリエーション活動、レジャーなど様々な観点から計られる。
「健康寿命」とは…?厚生労働省によると。。。
世界有数の長寿国となったわが国が、今後めざすべき方向は、単なる長寿ではなく「健康寿命(=日常的に介護を必要としないで自立した生活ができる生存期間)」を延ばすことにある。
「適度な運動」「適切な食生活」「禁煙」を推進ようするに、単に寿命を延ばすだけではなく健康で活動的に暮らしましょうと云う事です。しかし、高齢になると骨や軟骨の病気などでQOL(健康寿命)が大きく影響されます。代表例:骨粗鬆症・変形性関節症など
高齢者が何かのきっかけで寝たきりになると
筋 肉:1週間の安静で、筋力が10%低下
関 節:3週間の安静や固定で、関節が硬くなり曲がりにくくなる
心肺機能:3週間の安静で、10%の機能低下
消化器官:3週間の安静で、消化機能低下・食欲低下・便秘
神 経:1週間の安静で、平衡覚の低下、精神活動の低下
負のスパイラル:骨軟骨障害⇒歩かない⇒身体機能の低下⇒動くと痛い⇒安静
負のスパイラルからの脱却するには身体に適切な刺激を与える事が必要になってきます。
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