もうすぐ開花
今年の桜の開花は早そうですね。
何より楽しみなのが、自宅前の土手に桜の木が10本植えてあります。
約20年前に近所の方が、苗木から育てられ5年ほど前から見応えのある桜に成長しました。
丁度、施術所の玄関を開けると見事に咲き誇った桜が見えるので、毎年楽しみにしています。それと庭先で桜を見ながらのBBQは、大変美味しいですよ。
―田んぼの作業―
この頃から、6月に行う田植え作業の準備に取り掛かります。冬の間に凍てついて固まった土壌を耕運機で掘り起こします。
稲刈りで出たワラと根を一緒にすきこみます。そうすることにより、良い土になってくれます。丁度、栄養源と酸素を注入している状態になります。
これらの作業を計3~4回行い田植え作業に移行することになります。
以前は苗も自前で育てていた農家もありましたが、ここ数年害虫被害が多く農協から苗を買っているところが多いです。
―ジャガイモ―
奈良県の平野部では、ジャガイモを植える時期です。
ジャガイモの品種も増えていますが、植えるのは二大巨頭の、メ―クインか男爵のどちらかです。
※メークインは煮物やグラタンに最適 おでんに入れるのが最高
※男爵はジャガバタやフライドポテト・ポテトサラダ・コロッケなどに最適
ジャガイモはあまり手間のかからない作物です。
ジャガイモの種芋(たねいも)の状態を見て、新芽が出る部分を確認して1個の種芋を2等分ないし三等分に切ります。
切った部分に事前に藁を燃やした灰を付けていきます。この作業をしないと種芋は土の中で腐ってしまう確率が高くなります。三拳分(さんこぶしぶん)の間隔をあけて植えていくだけです。
そして、2~3週間後に芽が出て茎になっていきますが、芽かきと言って余分な芽は取っていきます。一本だけ大きな茎に育てて花が咲くころに花を摘んでしまいます。そうすることにより、美味しく甘いジャガイモが連なってできます。
一欠けらの種芋から、数十個のジャガイモが出来るのですよ。
決まった工程さえ間違わなければ、害虫にも強いので育てやすいです。
―療術施術と工程―
人はだれしも慣れてくると手間を省くようになりがちです。
その手間を省くとジャガイモも美味しく育ちません。
施術でも何回も来られる方に対して手間を省いていませんか?
問診・視診・触診など決まった工程を大事にするのが良いですよ。
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