睡眠上手になるため
前回では睡眠の傾向でしたが、今回は「睡眠上手になるため」です。
―上手な睡眠の鉄則―
①朝は決まった時間に起床し、日光を浴びる
体内時計のリセットには規則正しい生活リズムが一番です。日光はわざわざ外出しなくてもカーテンを開けて窓際に立つだけでも十分です。
②起床後、1時間以内に朝食を摂る
朝の光と起床後1時間以内の食事で体内時計は正しくリセットされます。正しくリセット出来たのですから、夜10時以降の食事は控えましょう。
③適度な運動をする
特に、高齢者は最も体温が高くなる夕方、眠気が出てくる前に散歩や体操など、軽く息が上がる程度の運動を毎日30分ほど行う。体温を上げることで生活リズムにメリハリがつきます。
④短い昼寝をする
午後1時~3時までに、30分以内の短い昼寝がお勧めです。眼を閉じて安静にしているだけで十分に脳の休息になります。
⑤お風呂でリラックスする
ぬる目のお湯で体を適度に温め、心身をリラックスさせましょう。
⑥寝る前の飲食に注意
コーヒーや紅茶などは控えましょう。満腹でもなく、空腹でもなく、程々にを心掛けましょう。
⑦寝室の環境を整える
暖房器具や加湿器、除湿器を上手に使い、温度・湿度を快適にしましょう。静かすぎて気にな る場合は、リラックス出来る静かな音楽を小さな音で流すのも良いでしょう。部屋の照明は小さな明かりで取り、自分に合った寝具を選ぶことが大切です。
⑧午後10時頃までには布団に入る
質の良いステージ3・4の睡眠をとるには、午後10時頃までには布団に入って寝る準備をしましょう。
寝ようと意識し過ぎても逆効果なので、自分にとっての程々の就寝時間を見つけてください。
⑨睡眠薬の服用について
午後9時頃に飲むようにしてください。薬が効き始めるまでに少し時間が必要です。また、遅い時間に飲むと、朝になっても眠気が残ります。午後9時頃に飲むようにお勧めします。※医師の処方薬の場合は、医師と相談してください
―療術的観点から見た場合―
・自律神経のバランスが崩れると睡眠障害に陥りやすい。
・精神的ストレスを溜め込むと熟睡できない傾向がある。
・背中の張りや腰痛・肩こりなどの原因で睡眠状態になれない。
・脳の興奮が治まらなく体温低下状態にならない。
・手足の冷えが顕著な場合、睡眠に陥るまで時間がかかる。
心地よい睡眠に導くのに療術施術は、得意とする分野です。
0コメント