足首のトラブル。放置はダメ!
私が子供の時、運動会は秋にしていましたが、この時期(5月下旬)に運動会を行うところが増えてきました。
運動にはつきもののケガ。
少々のケガなら若い方たちは回復力もあり自然治癒することも多いですが、中高年になると治りが遅いです。
案外、足首の軽い捻挫は放置する場合が多いように感じますが、再負傷の確率は高いように見受けられます。何度も捻挫を繰り返すと足首を支える靭帯に影響を及ぼし、姿勢自体にも歪みを誘発し「腰痛・肩こり」等にも関わりを持つようになります。
加齢とともに足関節の変形や足底の筋力の低下により足首周辺のトラブルに発展する傾向があります。
足関節捻挫:挫いたり、捻った際に靭帯を損傷する。
「症状」
レベル1 靭帯は伸びているが断裂していない状態
:痛みは軽度で習慣性に移行しやすい
レベル2 靭帯が部分的に断裂している状態
:歩行時に痛みがでる。腫脹著明
レベル3 靭帯が完全に断裂している状態
:歩行困難、自発痛があきらかである
*レベル2・3は必ず医師の診断を受けてください。
固定処置を受けたのち、固定解除に伴い関節の拘縮がよくあります。捻挫は完治したけど痛みがあるのは、この関節拘縮が原因です。
レベル1の捻挫は、自然と治る場合が多い様でが、完全に靭帯などが修復していない状態で再度負傷する場合が多くあります。何度も、同じ箇所を損傷することにより慢性の痛みに移行します。
『足首を廻そう』
運動する前だけでなく、日常生活において常に足首を柔らかくしてください。足首が硬くなると平坦なところでも転倒しやすくなります。
・アキレス腱断裂予防
・冷え性解消
・全身刺激
・肩こりの解消
・足のむくみ解消
など、足首を廻すだけで様々な効果があるかもしれません。
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