運動能力チェック
運動を行う前には、血圧・脈拍を確認する
:最低血圧100以上、最高血圧150以上、脈拍100拍以上の時は行わない
:決して無理をさせないこと
:痛みが出現したら中止する
全体のバランスを確認する
・姿勢チェック
全体観察表にてチェックを行う
・歩行チェック
:姿勢、バランス、上肢の振り、下肢の動き
:異常歩行は、運動失調(筋肉活動の協調不全)
:にわとり歩行もしくは垂趾歩行
陽性:L4神経根障害・腓骨神経障害。
足関節の伸筋群、神経機能が働かず背屈出来ない為、足が垂れる。
歩行速度を計測(10m or 5m)
・70歳代では10m歩行が約8秒ぐらい(15秒を越すと外出困難)
・中高年では10m歩行が約6秒ぐらい
タイムアップ&ゴーテスト
・椅子とコーンを用意する(椅子とコーンの距離は3m)
・座位⇒立ち上がる⇒歩行 ~加速・減速・ターン~ 歩行⇒着席
6分間歩行(持久力)
・中高年の場合は約300m歩行
・高齢者の場合は約100m歩行
椅子からの立ち上がり
・30秒で何回立ち座りが出来るかを測定する
・15回以上できれば問題はないと考えられる
・数回しかできない場合は筋力の低下・バランスの悪さが考えられる
背臥位からの起き上がり(腹筋)
・両膝を立てて反動をつけないで起き上がる
・両手は真横で起き上がれれば、次は胸の前で組む。その次は頭の後ろで手を組む
・起き上がれない場合は介助者が両手を軽く引っ張る
※無理をして引っ張らない。痛みを出現させない。
伏臥位からの上体そらし(背筋)
・必ず両手をついて上体をそらす
・脊柱に痛みがあるかを確認する
・痛みなどが無ければ両手をつかずに上体をそらす
※脊柱に異常のある方は避ける
片脚立位バランス
・両手は胸の前でクロスする
・目標時間は30秒以上
・目を閉じた状態も確認する(15秒以上)
※転倒に注意する
継足歩行(縦列歩行)
・直線上を継足しながら歩行する
・後ろ向きでの継足歩行も行う(前向き歩行の1・5倍の時間を有する)
・かかとをつま先に付けながら直線上を歩行する。
:陽性:小脳領域もしくは麻薬・アルコール中毒者
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