膝の痛みが不幸の始まり 最終章
カラダに痛みを抱えると初期の頃は同情されますが、月日を経ると「まだ痛い」「気にしすぎ」「年のせい」など普通の言葉であっても、非難めいた言葉に脳内変換される場合が多いです。
月日を経た痛みは、痛みと向き合うより心とも向き合わなければいけないのですが、
医療機関にて「どこそこに異常がありました」と言われれば、治す準備が出来上がるのですが、「異常が見当たらない」となれば暗闇で手探り状態になります。
カラダに数値的な異常はなくても、心に対しては数値で測れないです。療術は流れ作業の施術ではなく個々のカラダと心の状態を見極めながら行う施術です。
―実家に帰る―
私の行動等がおかしくなったのか、両親に連れられて実家に帰ってきました。膝を打ってから1年経過後です。
実家に帰ったからといっても痛みはなくならず。あらゆる病院に行きましたが、異常は見つからない。段々と家からも出ていくのが億劫になり、部屋からも出るのが嫌になってきました。
そんな状況が数年続いていました。それでもたまに、知り合いから良い先生がいてると両親が聞いてきて、一縷の望みを持ちながら「次の先生は、原因を分かってくれる」「異常を見つけてくれる」など思いながら、民間療法から整形外科・接骨院等に行きましたが結果は同じ。
たまたま外に出たときに、昔からお世話になっている近所のおばさんから「藤井先生のところへ行ってみれば」と声をかけていただきましたが、結果は同じと思って行かなかった。
2カ月ほど経たある日、近所のおばちゃんが「あなたの予約入れたから午後から行ってきなさい」と強引に藤井療術院へ行くことになりました。
嫌々ながらの「いざ、藤井療術院へ!」
―結果は同じと。。。―
これまでの経緯を説明。
いつものように右足を出すと「左足も出してください」と衝撃の一言。
えっ!今まで左足は診てもらったことがないのに??
良い方の足と比べないと状態がわからないとの説明に納得。
私の左右の足を見比べてみると愕然。右足がやせ細っている。
「月に2回、来院を3か月間」「自宅で出来る運動を毎日行う」今後の目標設定など説明していただいて最後に「施術をしますか?しませんか?」と、またも衝撃の一言。
以上が、お世話になったきっかけです。
―来院まで―
一回の聞き取りで全てをお話にしてくれた訳ではないです。
今までの経緯をゆっくりと信頼関係を構築しながら語って頂いた内容をまとめたものです。
掲載にあたり本人に当時の状況を再確認しながら、来院までの道のりを懐かしむように思い出していました。
現在の状況や施術の詳細は、またの機会に。
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