脱力の勧め

大雑把にいってしまえば、筋骨格系の慢性痛は緊張から来るものだと思っています。

加齢により筋の弱化や骨の変形など様々な現象が体の内部で起こっていますが、痛みに対する抵抗力が(閾値)が下がると持続的に痛みを感じるようになってきます。これが慢性痛だと私は認識しています。

 痛みが発生すると云うことは、筋の緊張にて血流を阻害し痛みの物質がその付近に停留した状態と考えられます。そしてその痛みを感じていると云うのが【脳】なのです。

 脳が痛みに対して過敏に反応するために痛みの物質や筋の緊張などの指示を出している張本人です。

 慢性痛でお風呂にゆっくり使っているときに痛みを生じない場合は、脳が痛みを引き出している可能性が高いです。

 脳の緊張を取れ!っと云うのは難しいですが、温熱療法での心地よい刺激はカラダの緊張を解きほぐします。カラダの緊張状態からリラックス状態に移行すると脳の緊張も緩和されると考えます。

 そこで、一日数分程度でもいいのですがカラダの力を抜くことをお薦めします。

立位にて、目を閉じ・口を半開にして膝の力をある程度抜き上下左右に揺らすのが良いですよ。

奈良県天理市/藤井療術院「美と健康を探求」

慢性的な≪肩こり・頭痛≫ などお任せください

0コメント

  • 1000 / 1000