布団は温めて
40代頃までは、冬場でも布団の中に暖房機器類は入れてなかったのですが、50歳を境に冷たい布団で寝るまでに時間がかかるようになってしまいました。
寒さ対策に日中張り付けていたホッカイロを敷布団に貼って寝たら。。。何という足元の温かさ。それ以来、寒い日には敷布団に貼っています。
他の方法として、湯たんぽ・あんか・電気毛布などで事前に温めるのも良いですね。最近では布団乾燥機を使用して温める方法もあるようです。
足元だけでも温めると心地よい眠りにつけます。
―なぜ、足元が大事なのか―
昔、赤ん坊の手足が温かくなってきたら眠りにつく前だと聞いたことがないですか?
それは、放熱作用といって眠りにつく30分前ぐらいから起きる現象なのです。
なぜそういった現象が起きるのかというと。
手足から熱を逃がすことにより、深部の体温(脳・内臓など)を下げているからです。
深部体温が高いままだと興奮状態が続いていることになり、睡眠に移行しにくくなります。
なので、手足が冷えた状態だと深部体温が下がらないので、眠りに付けない状態、もしくは浅い睡眠になってしまいます。
―温めかたの間違い―
特に、女性の方で「足が冷えるので、靴下をはいて寝ます」と言われます。
足の裏には汗腺といって、汗の出るところが多いのです。靴下をはいて寝ると発汗作用により、足の裏側が蒸れてきて足が冷えます。
足を温めているつもりが、逆に冷やしている事になります。
長時間、暖房器具を使用すると放熱作用で、カラダの深部を冷やしているのに逆に熱がこもりカラダを温めた状態になり脱水症状になります。
夜間にのどが渇くなどの状態は、脱水症状の一歩手前ですので気を付けてください。
―上手な温め方―
就寝前に布団を温めておくことが一番大事です。
湯たんぽは、徐々に温度が低下していくので気にしない方が良いです。
電化製品の暖房器具は、必ず寝る前にはスイッチを切ってください。
夏場は水分補給の大切さを知っている方がたくさんいますが、冬場でも枕元に水を入れたペットボトルなどを置いといてくださいね。水分補給が大事です。
この冬を快適に過ごしましょう。
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