えっ!カラダは電気で。。。
カラダは電気作用により動いています。
えっ!と思われる方も多いと思いますが、日ごろは意識していないものです。
その電気作用によって神経細胞が活動することにより、筋肉を動かしたり、脳細胞を刺激して物事を考えたりすることにより日常生活が成り立っています。
―心臓はなぜ動いている??―
筋肉は、意識して動かすことのできる随意筋(ずいいきん)と意識しても動かすことができない不随意筋(ふずいきん)があります。
心臓の筋肉は心筋といって、自分の意思では動かすことができない不随意筋です。
心筋は、微弱な電流が流れることにより心臓を動かしています。
医療系のテレビドラマで、心臓の動きを見るモニターが映ります。数値と共に波形で表しています。それが心電図です。心臓から流れる微弱な電流を図形化・数値化にしたものです。
その他に脳や筋肉など微弱な電流をキャッチして図表に表したものを脳波計・筋電図と呼ばれています。
心臓が動くことにより、血流を促進してカラダの隅々まで栄養を運び老廃物を回収しています。これを新陳代謝といいます。
心筋に電流が流れなくなると生命体活動の終わりです。
生命体は、生体電流作用によって生かされています。
―無意識と意識―
心臓の拍動や血液循環、飲食後の消化器系の働きなど生命維持に必要不可欠な働きは、意識せずともカラダがコントロールしています。
意識的にコントロール出来るのが、生命体活動です。
簡単に言うとカラダを動かしたり物を考えたりする行為で生体電流は活動します。
肉体労働やスポーツなどで使う筋肉
勉強やデスクワークなどで思考する脳
オーバーワークになると筋肉痛が生じて動きの制限。脳がオーバーヒートして思考停止、または頭痛になったります。
生体電流による過剰反応の出現で、身体の不調として認識します。
―不調の原因は?―
カラダの不調や痛み等も生体電流の過剰反応が、トラブルが一因かも知れません!
足首をひねったときに靭帯と筋肉が損傷します。損傷した情報は、神経を通じて脳に送られ痛みとして認識します。傷ついた箇所は、腫れて熱感を帯びたりします。これらも全て活動電流の過剰反応です。
肩こり等も仕組みは同じで、コリ固まった首周辺の筋肉が血流不足に陥り、疲労物質が生成され神経を刺激します。刺激された神経は脳へ情報を送り、情報をキャッチした脳は不快・痛みなどの反応を示します。
活動電位の過剰反応を鎮めることにより不快感や痛みができると思いませんか?
過剰反応を起こしている部位に外部から刺激を与えて、過剰な活動電位を鎮めることができるのが“療術”です。
適切な刺激(手技療法・物理療法)を与えることにより、不調や痛みの脱却のお手伝いをします。
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